【今日の1冊】スティーブジョブズ ~驚異のプレゼン~ @カーマイン・ガロ

もくじ

このコーナーについて

リット

読書は今でも月に10冊平均!
そんな僕が、皆さんに強くお薦めしたいものを紹介します。

きなお

お薦めの人についても書いておくので、気になったらぜひ読んでみてね!

今日の1冊!

今日ご紹介するのはこちら。
皆さんご存じ「スティーブ・ジョブズ」に関する本です。

こんな人にお薦め!

プレゼンテーションに興味がある or 上手くなりたい
・自分のプレゼン資料に余白などない(情報モリモリ)
人前で話すことが苦手

今回ご紹介する書籍の主役は、皆さんもご存じアップルのCEOだったスティーブ・ジョブズ
iPhone初登場時のプレゼンは、もはや伝説。

プレゼンの天才と言われているジョブズのプレゼンテーションを分析し、「彼のプレゼンがなぜ人を惹き付けるのか」に迫った良書です。

リット

一言で言えば、
読むとプレゼンしたくなる一冊!

きなお

要所でジョブズの名言も出てくるよ!

僕は中小企業診断士の研究会のひとつ「プレゼンテーション研究会」に所属しています。
そこでプレゼンの基本を学んだり、実際にプレゼンしてフィードバックを貰ったりとスキルアップに向けて活動をしています。

実はこの本は、僕がプレゼン研に入るきっかけになった本なんです。

僕は文章を書くのは苦にならないタイプで資料作成も得意な方でした。
なので、この本を読む前、そしてプレゼン研に入る前の僕は「プレゼン」について、こう思っていました。

リット

自分、資料作成は得意。
プレゼンっていってもなんとかなるやろ。

今ではこう思っています。

リット

調子に乗っててすみませんでした!
心を入れ替えて修行します!

プレゼンって奥が深くて、知識場数の両方が無いと満足のいく結果が出せません。
この本では知識面の強化ができます。

情報モリモリで、スライドが文字で埋め尽くされている方は要注意!
僕と同じ症状です。

Simplicity is the ultimate sophistication
洗練を突き詰めると簡潔になる~

スティーブジョブズ 驚異のプレゼン から引用(元はレオナルドダヴィンチの言葉)

不安だから、スライドに情報を盛るんです。書いた文字に頼れるから。
完成度が低いから、スライドに書き込むんです。それだけで立派に見えるから。

僕はもう、思いっきり情報モリモリなプレゼン資料を作ってました。

ジョブズのプレゼンは画像1枚など、シンプルなものが多いです。
それでもプレゼンとして成り立つのは、伝えたい内容を知り尽くしているから。
そして、それを伝えきるための練習に余念がないから。

 「ジョブズでさえ練習に多くの時間を使っている」

ということに気づいてからは猛省し、スライドに書くことに頼らないプレゼンを目指して自己研鑽を重ねています。
資料作ったら1・2回読んで本番に挑んでたとか、もはや無謀の極み。

この本を読むメリットの一つは、プレゼンについての知識強化ができることです。
ですが、それよりも「自分のプレゼンに足りないもの」に気づかせてくれることの方が大きいと感じています。

読み進めるにつれて「あっ、これ出来てないわー」とか、気付きが多く得られます。
そして、自分ですぐに試したくなる。

読むだけで、自分が人前で話したくなる様な本って、そうはありません。
ジョブズのプレゼンを見たことが無い人にも、いや、見たことが無い人にこそ読んでいただきたい本です。

リット

超お薦めですよ!
370ページくらいありますが、割とサクサク読めます。

きなお

プレゼン嫌いだけどやんなきゃいけない。
って人にもおすすめ。
読んでテンション上げていこう!

リット

不定期でお薦め書籍を紹介していくので、よかったら読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

リットのアバター リット 中小企業診断士

新人教育やセミナー開催が強みの中小企業診断士
◆兵庫県在住
◆教育経験12年(SE:2年、PCスクール:7年、新人研修:3年)
◆中小企業診断士受験支援『一発合格道場』13代目

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