はじめに

どうも!中小企業診断士のリットです。
一発合格道場というサイトにて1年間受験支援活動もやっておりました。
今回のブログは、受験支援時代に受けた質問への解答になります🐰



というわけで、本日のテーマは「診断士試験、一次向けの教材」!
今回はメイン教材に絞ってお届けするよー!



さてさて、本題に入る前まず、中小企業診断士という資格や一次・二次の全体像については以下の記事でご確認ください。



およその勉強時間なんかも書いてるので、サラッと見てこっちに戻ってきてくれるとうれしいな!




独学向けメイン教材
独学といっても、完全に書籍だけで勉強するよりは通信講座を申し込む方の方が多いと思います。
通信講座を選ぶメリットで最も重要なのは「楽なこと」。
身も蓋も無い言い方ですが、正直「楽したいから通信講座を選ぶ」って大事だと思います。
各科目に合わせて書籍ひと揃えして、問題集を買って、スマホでも見れるようにデータ化して…って凄いエネルギーがいるんですよね。
通信講座なら、ものによりますが診断士の一次講座であれば約1か月に1科目、法令や出題傾向を加味した最新の教材が送られてきます。
皆さんは、子供の時にアレやってなかったでしょうか? 進研ゼミの「チャレンジ」、まさにあんな感じです。
僕の場合は子供が進研ゼミのチャレンジをやっていたので、診断士ゼミナールを「大人ちゃれんじ」って呼んでどっちが早く終わるか勝負していました(笑)
※そのあたりのエピソードはこちらをご覧ください(※一発合格道場サイト)
少々脱線してしまいましたが、要は通信講座だと最新の情報かどうかを気にすることなく、送られてくる教材をこなすだけで学習ペースを作れるってことが大きなメリットです。
診断士二次試験風に言えば「(時間という)資源の選択と集中が可能」って感じですね。
通信講座でもキャンペーン等を利用すれば、書籍をひと揃えした場合とそこまで変わらない金額になるので個人的には通信一択。(買い集めるのもそこそこ手間だし…)
診断士ゼミナールの一次&2次プレミアムフルコース:実費約29,780円(2023/3時点:合格体験記祝金30,000減算済)
スタディングの1次&2次スタンダードコース:実費約49,400円(2023/3時点:合格体験記祝金10,000減算済)
某大手のテキストと問題集をひと揃えした場合、約2,500円×2種(テキスト+問題集)×7科目=◆一次:約35,000円
二次ふぞろい5年分を購入するとして約3,000円×5冊=■二次:約15,000円
◆一次:約35,000円+■二次:約15,000円=約50,000円



オプション利用や教材選択でトータル金額は結構変わるので、上はちょっと乱暴な試算です。



「通信だけど『ふぞろい』も必要じゃないの?」とか色々突っ込まれそうだけど、とりあえず「書籍買うのにもわりとお金掛かるんだな」くらいのイメージが伝わればいいな。
で、「通信にしよう」と決めてから色々と調べてみた結果、最終的に候補に残ったのは『診断士ゼミナール』と『スタディング』の2つでした。
最終的に僕が選んだのはこちらの教材「診断士ゼミナール」↓


なんで診断士ゼミナールにしたの? という疑問は出てくると思いますので、ここから少し、そのあたりに触れておきたいと思います。


通信講座を選ぶときのポイント3選



まず僕個人としての意見では「診断士ゼミナール」も「スタディング」も非常に良い通信講座だと思っています。
正直どっちを選んでも合格できますし、一発合格道場のメンバーや知り合った診断士でもこの2つは、ほとんど悪い噂を聞きません。



なので「診断士ゼミナール」と「スタディング」については『好みで決めてね』って最終的な結論ありきだよ!
その上で、僕なりに「診断士ゼミナール」に決めた理由をご説明していこうと思います。
通信講座を決めるポイントで僕が重視したのは、「価格」「講座の内容と利便性」「サポート」の3つです。


1:価格
まずは価格、これは当然ですね。
通学形式だと20万とか平気で飛んでいきます。
教材費については10万以内にはできるだけ抑えたかった。
その点では、「診断士ゼミナール」も「スタディング」も共に条件を満たしていました。
合計:53,760円
・1次&2次プレミアムフルコース:59,780円
・オプション:印刷テキスト+23,980円
・合格体験記のキャッシュバック:-30,000円(2023/3時点、キャッシュバック最大額)
オプションの印刷テキストについては無しでもOKです(PDFデータを見るか、PDFを自力印刷しても良い)。
ただ僕は書き込みした方が頭に入るし、印刷時間が勿体ない(めんどくさい)のでオプションを利用しました。
「教材は紙で見たい」派はオプション利用した方がいいと思います。
合格体験記によるキャッシュバックは今後変わる可能性もありますので、申し込む前に確認をお薦めします。
こんな感じで、僕の受験時は金額面で診断士ゼミナールの方が安いかなといった印象でした。
診断士ゼミナールは30,000円のキャッシュバックが大きいですね
ちなみに僕の時は、写真+体験記送付で最大キャッシュバックの30,000円でした。
※なので診断士ゼミナールのホームページには僕の写真も載っています🐰


2:講座の内容と利便性
次に通信講座のメインとなる講座自体に注目します。
僕の中で結構なウェイトを占めていたのは利便性でした。
僕の場合は、通勤時学習を念頭に置いていました。
往復で約2時間程度の通勤時間を学習に充てるために重視したポイントは2点。
①どんな体制でも学習できる動画講座であること
②電波が届かない場所でも視聴できること
ストリーミング再生は通勤時の電車乗車時に電波が安定せず、通信が切断されるという噂を聞いていました。
そのため「ダウンロード可能かどうか」は僕の中で結構大きなポイントでした。
ちなみに、僕が勉強していた当時は動画ダウンロード可能な通信講座は診断士ゼミナールのみでしたが、2023年現在ではスタディングも専用アプリを使用すればスマホ版のみダウンロード可能になっています。
ただし、スタディングはパソコンでのダウンロードはまだ出来ない様で、ノートPCを使って動画を見る場合はストリーミングとなります。
ダウンロード派かストリーミング派かで評価が分かれると思いますので、このあたりは皆さんの学習スタイルで判断をお願いします。
動画講座自体については、診断士ゼミナールもスタディングも診断士の一次試験突破には十分な内容です。
それぞれの講座の特徴はこんな感じです。
・内容は網羅型(一次試験の頻出項目以外もおさえている)
※公式が「倍速再生などをうまく利用してね」と言っている。科目によって異なるが1.5倍~2倍速再生でも聞き取れるため総動画時間270時間から時短は可能。
・過去問7年分
じっくり入念に準備しておきたい人は診断士ゼミナール、最短効率を目指す人はスタディングって感じですね。
この辺りは個人の性格や嗜好が出る部分になるので、評価は分かれるかなと。
スタディングの学習マップについては二次にも活かせるという触れ込みもあり興味はありました。
この学習マップの存在が、最後まで診断士ゼミナールとスタディングとで迷ったポイントでした。
僕の場合は「診断士ゼミナールで一次知識を網羅できるだろうし、二次は二次で対策するからいいか」で割り切った感じでした。


3:サポート
次にサポートです。
これに関しては正直、診断士ゼミナールの方が明確に有利かなと思っています。
・質問回数無制限(無料)
・3年延長制度あり(1年分の料金で最新の講座を3年間受講できる)
診断士ゼミナールの3年延長制度が非常に有利で圧倒的。
そもそも、診断士の一次試験は3年間で7科目合格すればOKなため、複数年計画で合格を目指す受験生にとって3年間同一料金で受講できるのは圧倒的なメリット。
ぶっちゃけ、僕が診断士ゼミナールに決めた最大のポイントはこの3年延長制度でした。



でもこれ、一次試験に一発合格したら意味ないんじゃない?



多分言われるんじゃないかと思ってたけど、一次試験一発合格でも3年延長制度に救われる場合があるんだよね。
それは「二次多年度生が利用する」ケース。
僕自身が二次多年度生だったので、一次試験知識の再インプット時にこの制度が役に立ちました。
前科目が毎年ガラッと何もかも変わるわけじゃないんですが、やっぱり最新の教材で勉強したいじゃないですか(笑)
全く同じ教材で勉強するより、勉強する方がモチベーションもあがるし。
なので、1次・2次ストレート合格者以外にはこの3年延長制度ってかなり有難い仕組みだと思います。
周囲の話を聞いていても、診断士ゼミナール受講者はこの制度を選択の理由に挙げている人が多かったですね。


さいごに
今回は中小企業診断士の一次試験、メイン教材についてスポットをあててみました。
選ぶ時のポイントは人によって異なると思いますが、僕の場合は「価格」「講座の内容と利便性」「サポート」の3点でした。
皆さんも教材選びの際には、自分の重視するポイントを意識して色々比較してみてくださいね!



というわけで、僕が最終的に選んだのは「診断士ゼミナール」でした。



個人の好みもあるから、みんなも色々調べてみてね!





一次試験のサブ教材については、また別の記事でお届けしようと思います。



お楽しみに!